スマホの環境が充実していつでもどこでもネットショッピングを楽しめるようになりました。電車やバスの移動中も例外ではありません。
しかし人々が購入手続きをする際に満員の電車やバスの中で配送先の住所やクレジットカードの番号などプライベートな情報を打ち込むには些か抵抗があります。そして「やっぱり後で買おう、、、」とカゴ落ちしてしまい大事な購入の機会損失の原因となりかねません。
Amazonが提供する決済サービス「Amazon Pay」を導入すれば、Amazonアカウントをお持ちのお客様なら、普段から利用しているAmazonアカウントを利用して、Shopifyストアでお買い物できるようになります。面倒な情報入力は不要。既にAmazonに登録されている配送先情報やクレジットカード情報を利用してお買い物ができます。お客様は既存のAmazon Payアカウントでログインするだけで時間も手間もかけずにかんたんに決済が出来るのが特徴です。また、Amazon Payはモバイルにもデスクトップにも対応しているので、いつでも、どこからでも数クリックで購入が可能です。
ShopifyストアでAmazon Payを導入するためには、事前にAmazon Payアカウントを申請して、導入前審査を完了する必要があります。まだ申請を行っていない場合は、以下の申請ボタンからAmazon Payアカウントの登録を行ってください。
アカウントの申請と導入前審査が完了したら、Amazon Payからアカウントメールアドレス宛に審査完了のメールが届きます。審査完了メールを受け取ったら以下のStep1~8の手順でAmazon Payの設定を進めていきましょう。
Step 1
まず最初にShopifyストアの管理画面にログインします。管理画面メニューの左下にある歯車マーク「設定」ボタンをクリックし、次に「決済」を選択してクリックします。
Step 2
「決済」設定画面を開き下にスクロールするとAmazon Payの項目があるので「Amazon Payを有効にする」ボタンをクリックしてください。
表示された設定手順の中にある青文字「Amazon Seller Central」をクリックしてAmazon Seller Centralにアクセスします。
Amazon Seller Centralにアクセスしたら、Amazon Payページ上部のドロップダウンメニューから「Amazonログイン」を選択します。
Step 3
画面左上にある黄色ボタン「新しいアプリケーションを登録する」をクリックします。
Step 4
アプリケーション情報の各項目を入力します。名前(ストア名)、詳細(ストアの詳細)、プライバシー規約URL(ストアのプライバシーポリシーのURL)、ロゴデータ(任意)を入力して、すぐ下にある黄色ボタン「保存する」をクリックします。
Step 5
次に下側の「ウェブ設定」をクリックします。Shopifyの管理画面 > 設定 > 決済 > Amazon Payを開き、設定方法の説明文に記載されている「Javascript種類」と「リダイレクトURL」に記載されたURLを、それぞれセラーセントラルの対応する箇所に入力してください。
入力するURLは下記の様になります。
例)
- JavaScriptの種類 > https://(ショップのURL)
- リダイレクトURL > https://(ショップのURL)/*****(数字)/amazon_payments/callback
Step 6
Amazon Seller Centralにアクセスしたら、Amazon Payページ上部のドロップダウンメニューから「Amazon Pay(本番環境)」を選択します。
続けて左上ヘッダーメニューの「インテグレーション」から 「MWS Access Key」を選択します。
Step 7
①「クライアントID」、②「出品者ID」、③「アクセスキーID」、④「シークレットアクセスキー」が表示されますので、それぞれの文字列をコピーしてShopifyの管理画面の対応する箇所に貼り付けてください。
「Amazon Payを有効化する」 をクリックして保存します。
ここまでがAmazon Payの決済の設定となります。
*設定した内容が反映されるまでには多少のタイムラグがあります。(長い場合では48時間程かかることもございますので予めご了承ください。)
Step 8
Amazon Payの決済設定が完了したら、続いてShopifyストアの「チェックアウト」設定を行いましょう。Shopifyの管理画面メニューから左下の歯車マーク「設定」をクリックし、次に「チェックアウト」を選択してクリックします。
「フォームのオプション」の項目の中にある「フルネーム」の欄を「姓のみを必要とする」を選択します。配送先の「電話番号」の欄を「任意 or 必須」にチェックを入れ、画面右上またはページの右下にある青色の「保存」ボタンをクリックして保存してください。
上記のように設定することによって、チェックアウトの配送先住所入力画面で「名 (任意)」の様に「(任意)」と表示されてしまいます(電話番号を「任意」に設定している場合も同様になります。)が、この表記を非表示にしたい場合は、Shopifyの管理画面から オンラインストア > アクション > 言語を編集する > Checkout & system から、検索バーに「任意」と入れて絞り込むと、現在「(任意)」と表示されてる箇所が出てきますので、表示される文言を変更することが可能です。
これでAmazon Payの設定は全て完了です。
もしも決済できない場合は...
エラーが出て決済がうまく行かない場合には以下の2つの設定を確認してください。
・JavaScriptの種類
・リダイレクトURL
もし、Shopifyストアに独自ドメインを接続する前に(xxx.myshopify.comのままの状態)上記Amazon Payの設定を行った場合や、ストアオープン後にドメインの変更を行った場合などは、Amazon Payの管理画面から「JavaScriptの種類」と「リダイレクトURL」を再度確認してください。
Amazon Payの審査にはお申込みからある程度時間を要しますので、Amazon Payの導入をご検討中の場合はお早めに申請する事をお薦めいたします。その際は下記リンクよりお申し込みください。