本記事では、京都でラグジュアリーなゴルフウェアを販売するブランド「N STREAK」を運営している株式会社日興染織様(以下日興染織)の事例インタビューです。
以前は販売している商品数が非常に多いため、店舗とオンラインストアでの在庫の調整を行うための工数がかなり発生していました。この課題を解決するために2023年に弊社のスマレジ連携アプリを導入した結果、大幅な工数削減を実現いたしました。
今回のインタビューでは実際に弊社アプリを導入したきっかけや利用するメリットを実際に運用した感想をご担当者の安田様にインタビューを行いました。
インタビュアー
2005年より自社ECサイトを中心に卸も展開するアパレルメーカーにてオリジナルブランドのサブデザイナー及びプレス業務を担当し多数の商品デザインを手がける。
2007年より都内大手楽器店に入社し10年以上に渡りヴィンテージギターとハイエンド輸入ギターの販売に従事
2017年より株式会社飛躍に入社しストアマネージャー兼スマレジ連携アプリの担当者としてECの運営やクライアント様のオムニチャネル化のサポートを担当している。
目次
- N STREAKというブランドの始まりについて
- ECサイトの開設と店舗をオープンした背景
- スマレジとスマレジ連携アプリ V3導入の経緯
- 店舗とECの在庫を連携したことで改善されたこと
- 最後に
N STREAKというブランドの始まりについて
ー安田さん、本日はインタビューのお時間を頂き、ありがとうございます!よろしくお願いします。
日興染織(安田様):
インタビューとなると、少し緊張しますね(笑)こちらこそよろしくお願いします!
ー早速ですが、N STREAKというブランドを始めたきっかけについて教えてください。
日興染織(安田様):
当ブランドはコロナ禍で会社全体の売上が激減し、何か打開策はないかと検討した結果、創業社長時代からの夢であった自社ブランドを立ち上げる事を決めました。
当社は創業当時から婦人服の取り扱いをメインとしておりましたが、ここ数年で大手ゴルフブランド様との直接の取引が多くなり、どうせ自社ブランドを作るならゴルフブランドが良いのではないかと、現社長のゴルフ好きも相まってスタートしたゴルフブランドです。
ーご説明ありがとうございます。どんな方の利用が多いんですか?
弊社のブランドはファクトリーブランドですので、プリントデザインはもちろんの事、着心地や機能性を重視される40〜50代の方々に利用頂いております。 また、どちらかというと富裕層の方が多いのが特徴です。
ECサイトの開設と店舗をオープンした背景
ーECサイトと店舗をオープンした当初のことを教えてください。
日興染織(安田様):
アパレルといえばECサイトのイメージが強かったので、ブランドを作ってすぐに、取り急ぎECサイトを構築し、販売を始めました。
元々はECサイトだけの販売で十分だろう、と思っていました。しかし、ECサイトだけでは今後ブランドの展開と、顧客体験の向上を考えた上で、販路として弱いのではないかということで、社内で様々な意見が飛び交っていました。そこで、思い切って店舗をオープンすることを決断しました。
ー最初からShopifyで運営されていたのでしょうか
日興染織(安田様):
最初は、簡単にECを作れると噂のBASEを使ってECサイトを構築していたのですが、BASEだけではカスタマイズ性に乏しいような感覚がありました。ECサイトの世界観やシステムを整えたいとなった時に、Shopifyが候補に上がり、切り替えることを決断しました。
Shopifyになってからは逆にカスタマイズ性が高すぎるあまり、良い意味でやることが多すぎて困っています(笑)
ーなるほど、やれることが多すぎるのも困りものですね(笑) これから色々な変化を遂げていかれることを楽しみにしております。
スマレジとスマレジ連携アプリ V3導入の経緯
ー店舗では「スマレジ」をご利用されていますが、「スマレジ」導入当時のことを教えてください。
日興染織(安田様):
最初は別のPOSレジを使用していました。その当時から「スマレジ」も検討していましたが、別のPOSレジの担当者のサポートが手厚かったため、気軽に導入しました。
しかし、実際に利用すると機能やUIが使いづらく、慣れるのに時間がかかり工数がかなりかかっていたので業務効率化のために新たなPOSレジへの切り替えを検討しました。
改めてスマレジさんのお話を聞いてみたところ、価格は以前利用していたPOSレジと大差がないにも関わらず、UIの分かりやすさや操作のしやすさが段違いで良かったため、スマレジに切り替えました。
ースマレジのUIと操作性の良さが決め手だったんですね。弊社の「Shopify×スマレジ連携App」を導入した背景を教えてください。
日興染織(安田様):
元々、店舗とECの在庫を分けて管理し、在庫変動時には手動で補填作業を行っていました。1店舗ながらSKU数が2,286件と多く、在庫管理は慎重に行う必要があるため、手間がかかり作業効率の悪さに疑問を感じ始めました。この状況をどうにか打開しなければならないと思い、スマレジのサイトに掲載されているアプリを見ていたところ、飛躍さんが提供している「Shopify スマレジ連携アプリV3」を見つけました。
担当の渡邉さんには、連携アプリの機能の役割や仕組み、メリットなどについて事細かに説明をして頂きました。その時の丁寧なご対応がとても印象として強く残っています。
ーお客様の立場に立って詳細に説明することは弊社が最も意識していることの一つです。
日興染織(安田様):
他の企業さんのお話はかなり簡素なものでしたので、そういった印象の差もあり、担当の渡邉さんの対応を見て「この会社に依頼しよう」と思いました。
他には、飛躍さんのアプリは、Shopifyで定義される商品情報の項目と、スマレジで定義される商品情報の項目とを、ある程度任意の形でマッチングさせることが出来るため、この先使い続けていく上で、何かと融通が効くのではないかと感じました。それも最終的に飛躍さんにお願いしようと思った理由です。
ー嬉しいお言葉をありがとうございます。弊社の連携アプリの強みは正に「カスタマイズ性の高さ」ですね。
店舗とECの在庫を連携したことで改善されたこと
ーアプリを実際に導入してみて、在庫管理の業務はどのように変化しましたか?
日興染織(安田様):
ストア側で商品を登録する際の作業にかかる時間的な工数については、正直大きく変化したわけではないのですが、ユーザーがお買い物をすることで変動する在庫数が、自動で店舗とEC間で調整されるのはかなり助かっています。店舗での在庫数とECでの在庫数をそれぞれ確認して辻褄合わせて...のような毎日数時間かかる作業がなくなりました。
ー弊社のサポート体制について、何かご意見などありますか?
日興染織(安田様):
飛躍さんの対応は本当に100点満点です!(笑)
担当の渡邉さんはいつも親身になってくれていて、助かっています。
ーありがとうございます!お困りごとがあればいつでもお声がけください。
最後に
ー在庫以外にも顧客データや商品データなどの連携が出来るようになりましたが、それらを使って実現したいことはありますか?
日興染織(安田様):
はい。正に在庫以外のデータ連携を活用した施策などを打っていきたいと思っています。今の所、宝の持ち腐れ状態ですので(笑)
ただ、どんなことが出来るのか?の部分についてはしっかり吟味した上でやっていきたいため、そこはその時々に飛躍さんに相談させて頂きたいです。
ーかしこまりました!N STREAK様の強みを活かして、会員プログラムやCRM施策を将来的には提案できればと思います。
本日はお時間を頂き、本当にありがとうございました!
日興染織(安田様):
ありがとうございました!