はじめに
ーこんにちは。人事総務部の原田です。今回はWebディレクターのお仕事についてです。
「ディレクター」という肩書きはいろいろなところで目にしますよね。似たような肩書きにはプロデューサーやプランナーなどがありますが、今回は弊社のWebディレクターのお仕事について、新卒・中途入社のディレクター2名にインタビュー形式でお話しを伺ってみました!
Webディレクターとして、新たにキャリアをスタートさせたい方、経験者で、より大きなプロジェクトにチャレンジしたいと思っている方などに読んでいただけたら嬉しいです!
現在の業務内容と責任範囲は?
原田:本日は採用ブログ第2段ということで、当社ディレクターチームのお二人にいろいろお話していただきます。よろしくお願いします!
渡邉・時安:よろしくお願いします!
原田:ではさっそくですが、現在の業務内容と責任範囲を教えてください。まずは渡邉さんから御願いします!
渡邉:渡邉です。一応実は飛躍社の一号社員です。私はECサイトの構築や運営代行などのプロジェクトにディレクターとして入ることが多くあります。立ち位置としては、各プロジェクトの責任者としてクライアントとのコミュニケーションを担当したり、他のチームメンバーへの指示出しがメインとなっています。
時安:時安です。私は新卒でアシスタントディレクターとして配属され、今日時点で10ヶ月ほどディレクターの業務を行っています。私もECサイトの構築はやるんですが、マーケティング寄りのディレクターとして経験を積みたいので、グロースハックという既にECサイトを運営されているクライアント様のサイトをより良くして行くようなサービスも担当しています。
渡邉さんよりもアシスタントに近い立ち位置でアサインされることが多いため、クライアントとのコミュニケーションというよりは作業部分や必要なドキュメントの作成関係のタスクが多いです。
ちなみに、お二人はどんな経緯で今のポジションになったんですか?
経歴と合わせてお聞かせください。
経歴は?
渡邉:私は飛躍でお仕事をさせていただく前には3社ほど経験がありました。前々職はアパレルメーカーで、自社ECサイトを中心にオリジナルブランドのサブデザイナー及びプレス業務を担当し、セレクトショップの立ち上げからストアマネージャーを経験しました。その後、都内大手楽器店に転職し、10年以上ヴィンテージギターとハイエンド輸入ギターの販売に従事しました。
Webディレクターについては未経験でしたが、ストアを運営するとか物を小売するということについてはそれなりに経験しておりました。
時安:私は新卒なので飛躍が初めての会社です。大学で英文学を学び、歴史・社会・政治・文化的背景を踏まえた読み方をする必要があったので、多角的に物事を見る目と自分が感じ取ったものを納得のいく形で言語化する力も養うことが出来ました。またアルバイトでは家庭教師をやっていました。
正直IT全然関係無かったんですが、入社前のインターンシップを結構早い段階からやらせていただいていたので、現在はようやくShopifyとかECについて、また売上を上げるということについて理解できるようになったかなという感じです。
原田:ありがとうございます!では、ズバリ飛躍に入社した決め手は何だったんですか?
なぜ飛躍に入社を決めたのか?
渡邉:私は別にWebディレクターがやりたくて飛躍に入社したというよりは、元々代表の明石さんと同じ大学の、古くからの友人なんですよね。それで、彼が飛躍社、当時はまだ社名決まって無かったんですが、私の実店舗での経験が活かせる仕事だからということで声を掛けていただき、今後のキャリアを考えて一緒にやることを決めました!
原田:かなり長いお付き合いですよね。そして、経験を踏まえると渡邉さんにピッタリのポジションですよね。
渡邉:そうですね。あっという間に5年が経っていました!笑
はい、仕事に関してはまだまだ学ぶことが多いですが、今では人も増えて楽しくやらせてもらってます。
原田:ありがとうございます!それでは時安さんはいかがですか?
時安:飛躍社の説明会で、会社自体もそうなんですが、お仕事の内容にも興味を持って、あとは月並みではありますが、社員の皆さんの雰囲気が良かったことが入社を決めた一番の理由です。
もちろん、英語が活かせるとかデザイン好きなのでそれに近い業務内容だったりとかの前提はありますが。
原田:そうなんですね。確かに英文科出身なら英語力も活かせますもんね!
なぜディレクター?
原田:それでは、今度は渡邉さんにお聞きします。なぜディレクターになられたのでしょうか?
渡邉:ディレクターになりたかったというより、入社した瞬間から必然的にその役割でした。当時は会社を設立したばかりで、明石さんは前職や個人に来ていたコンサル案件、また営業を担当していたので、単純に作るとか運用する役割になった感じです。
原田:なるほど。未経験なのにいきなり責任重大でしたね笑
渡邉:はい。店舗での経験が活かせると言われ、はじめてみたものの、IT系の会社で働いたことが無かったので迷惑かけまくりでした。ただ、今は5年もやっているのでかなりの部分を理解しているんですが、それを伝えて行くことが今は重要だと思っています。
原田:やはりWebディレクター未経験だったのは厳しかったですか?
渡邉:いや、ディレクターの経験有無というよりは、ITの基本的な知識の問題で私は苦労しました笑
今の仕事をしている中で、パートナー企業の方々とお仕事する機会も多いですが、Web系出身の方であれば全然問題なく出来ちゃうんじゃないでしょうか?
ディレクションに限った話では無いですが、誰にでも最初はあるわけですから。
原田:なるほど、それは興味深いですね。
渡邉:今後はわかりませんが、現在の飛躍社は良くも悪くもEC、そしてShopifyに特化しているので、そのノウハウとか仕組みの蓄積が社内にいっぱいあるんですよね。
なのでプロジェクト管理ツールの使い方やGoogle系のサービスを使えれば、ディレクターに必要なスキルという意味でのキャッチアップは早いと思いますよ。
原田:なるほど、ちなみに突き抜けるために必要なことってどんなことになりますか?
渡邉:いやー、私が偉そうには言えませんが、そこは数を回せるとか難易度の高いプロジェクトをこなせるとか、他の人には無い知識や経験が必要だと思いますね。
原田:渡邉さんの場合は店舗でのご経験がお有りかと思いますが、その辺りはどうですか?
渡邉:あ、そこは役に立ってると思います。私の社内での役割の一つであるShopify<>スマレジ連携チームでのクライアントとのコミュニケーションや、ECと実店舗の各種データのやりとりの話を基本的には店舗側の人に話す機会も多いですし。ただのディレクターではなく、それがプラスアルファの要素として社内でも貢献できている、と信じています笑
原田:もちろんです笑
渡邉:今からデザインやコーディングなどの専門性が高い分野をキャッチアップするのは厳しいですが、ディレクターというプロジェクトの成功や品質を担保する役割として、長くShopifyをやっていることや、自社にない強みを活かしてプロジェクトを成功に導いていき、クライアントとも社内の後輩とも信頼関係を築いていきたいと考えております。
原田:素晴らしいご回答をありがとうございます!実際に飛躍で働いている社員はまだジュニア層も多いので、ぜひ後輩たちを引っ張って行ってください!
渡邉:はい、頑張ります笑
原田:渡邉さんが長くなっちゃって暇だったね笑。時安さんはなぜディレクターになったのですか?
時安:いえ笑 私も見習いたいなと思いながら聞いてました笑
私も初めは似ていて、デザイン関係の仕事に憧れはあったんですが、それだと自分の経歴が合わないし、でも興味がある分野ではあるんですよね。で、社長からまずはじゃあアシスタントディレクターとしてやってみて、それからデザインに本腰入れて取り組むか考えてみたら、というのがスタートです。
原田:なるほど。10ヶ月経ってみて今はどう?
時安:そうですね。ディレクターの仕事を通してたくさんのことを学ばせていただいた、というのが振り返った感想ですね。まずは出来ることを増やさないといけないと思っていたので、みなさんから色々とご指導いただき、すごく迷惑もかけてきたんですけど、ある程度お仕事には慣れてきたと思います。
原田:今後こう成りたいとかってある?
時安:Webディレクターにも色々あると思いますが、今はマーケティング関係のプロジェクトに社長と一緒に入ることが多くて、マーケティング寄りのディレクターとして社内で唯一無二では無いですが、頼られる存在になりたいと思っています。そういう社内で唯一無二の存在になりたい的な願望って入社した時からあったんですが、今出来ることが増えたおかげでやっと少しですが、自分の目指す方向が見えてきた気がします。なので、マーケティングの知識を中心にどんどん自分の幅を広げていきたいです。
原田:素晴らしい!
時安:ありがとうございます笑あと、自分自身の性格というか、人から必要とされたいと思っているので、補佐することにもすごくやりがいを感じています。
原田:ありがとうございます!そういう自分の発見というか自己理解ってすごく大切ですよね。貴重なお話しありがとうございました!
具体的な実務
原田:それでは続いて、ディレクター業務の具体的な実務についてそれぞれ伺っても良いですか?
渡邉:弊社におけるディレクターというのには複数分野がありまして、大きく言えば
- 営業寄りのディレ
- THE ディレ
- マーケ寄りのディレ
- デザイナー寄りのディレ
- エンジニア寄りのディレ
となります。私は、営業寄りのディレなので、フロントとしてPMすることがメインですね。あとはクライアントから提案を求められることが多いため、提案を作りつつ、そのまま営業に代わって契約周りまでこなしている感じですね。
原田:ありがとうございます。それっていわゆる世の中のWebディレクターと比べて普通なんですか?
渡邉:そうですね。ディレクターって営業から仕事を引き継いでそのまま成果物の納品までをやるというイメージだと思いますので、結構普通だと思います。
原田:なるほど、ありがとうございます。時安さんはいかがですか?
時安:渡邉さんの出した例で言うと、私は、デザイナー寄りかマーケ寄りのディレになるんだと思います。構築メインのプロジェクトの場合はフロントをやることもありまして、その場合はワイヤーの作成やPM業務まで1人でやることもあります。マーケ系のプロジェクトの場合は、アシスタントとして、キャンペーンに関する各種タスクの実行やコンテンツの実装から、サイト分析に関するレポーティングとかも普通にやりますね。
原田:それはまたかなり幅広ですね笑
時安:なんでも屋ですよね笑
原田:実際結構大変?
時安:大変ですけど、やって良かったと思うことの方が多いです。マーケの話に関しては社長から直接振られたんですけど、その時に社長から言われた、「3年後に、あの時やっておけば良かった、と思ってももう遅い」というのが刺さってしまいまして笑
あと、うちはパートナー制度なので1人でこれをやってるわけじゃないというのもありますし。
原田:ありがとうございます。今後が楽しみですね!
では、次の質問はディレクター業務において大事なこととは?です。
渡邉さんいかがでしょうか?
渡邉:会社の社是でもあるんですが、お客様を不安にさせないというのが最も大事だと思います。まだまだ至らない点は多いですが、なるべく丁寧にコミュニケーションを取ることを心がけております。
もう少し具体的に言いますと、やはりこちらは経験がありますので、ECサイトの構築にしても運用にしてもお客様からは見えない、気づいていない部分のリスクも経験してるんですよね。そういった先を見通せるようなコミュニケーションが重要だと思います。
時安:そうですね、私が感じる大事なことは、ディレクターって細かい業務がたくさんあるのでしっかりタスクの管理をすることです。
例えば、毎朝始業前に今日やるべきことがちゃんと整理できていることとか。複数のプロジェクトが同時に進行しているので、全てを頭で覚え切るというのは無理なので、タスク管理をしっかりすることで、1つ1つのタスクに逆に集中できるようになります。
渡邉:タスク管理がちゃんと出来ていると、コミュニケーションの齟齬も生まれにくいので信頼関係も構築できますよね。
時安:そうですね!
渡邉:やはり仕事で一番重要なのは信頼なので、信頼関係があるのとないのとでは大きく違ってきますよね。これは社内でも社外でも同じことが言えると思いますが、信頼関係が薄いと細かいことまでホウレンソウしなければいけなくなり、その分タスクに当てられる時間が減るわけですし。逆にある程度信頼があれば報告や説明も簡素で済むからスピードも生まれます。
原田:ありがとうございます。WebディレクターってWebと入っているのでWebに関する専門性が重要なのかと思ってましたけど、結構コミュニケーションとかお仕事をする上での基本みたいなことの方が大切なんですね。
渡邉:そうですね笑 ただ、WebとかShopifyの専門性は、業務でそればっかりやっているので、もうある前提というだけではありますが笑
どのような人が活躍できるのか?
原田:それでは今回のインタビューも終盤になってまいりました。それでは、ズバリどのような人がWebディレクターとして活躍できると思いますか?
渡邉:やはり即戦力という意味では経験者の方でしょうね。会社の特色としてディレクターの評価制度がしっかりしているので、出来る人はどんどん上に上がれるのではないでしょうか。
また、チャレンジ案件というのがありまして、プロジェクトの中でも会社としてまだ実績が弱い部分のフロンティアを広げられると評価が高くなります。新しいことにチャレンジしていく仕組み、風土になっているので基本成長しないことがないです!笑 なので大変さはありますが、飽きはしないですよね。
原田:未経験の方はどうですか?
渡邉:ディレクター経験がなくてもITのBtoB企業で働いていた人とかでも、そのコミュニケーション力が活かせるのではないかと!
あとは事業会社のEC部門出身であれば、弊社では運営代行も主力事業としてやっているので、その経験やノウハウをもっとたくさんの人に伝えて世の中に貢献することが出来ると思います!
時安:未経験でも大丈夫じゃないですか?私も未経験から始めてますし、マネージャーの大井さんも未経験から2年でマネージャーなので。
渡邉:あとは単純に、趣味の合う人だったら良いですね!会社が結構アクティブなカルチャーなので、釣り、スノボ、旅行などいろんなアクティビティがあるので!!笑
原田:六本木の会社でもありますしね笑
渡邉:そうですね笑 お約束のイベントもたくさんありますしね笑
原田:最近は社長が盆栽とか言い出してますしね笑
時安:そこ合う人見つけるのは無理だと思いますけどね笑
原田・渡邉:笑
終わり
ーいかがでしたでしょうか、飛躍では更なる成長のため、一緒に明るく楽しく働いていただけるメンバーを常時募集中です!
このブログをお読みいただき、弊社で活躍できる!経験を活かせる!スキルアップしたい!という方いらっしゃいましたらぜひご応募お待ちしております!
最後までお読みいただきありがとうございました!