Client Stories No.1  海外向け日本茶ブランド「LILIKU TEA」を展開 株式会社エンパピリオ 小野章子様にインタビュ – 株式会社飛躍 | Shopify Plus Partners

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Client Stories No.1  海外向け日本茶ブランド「LILIKU TEA」を展開 株式会社エンパピリオ 小野章子様にインタビュー!
コラム

 





1. 事業内容についてお聞かせ下さい。

日本茶を水出しで楽しむ ”COLD BREW"  タイプのティーバッグ商品を中心に、海外向け日本茶ブランド「LILIKU TEA」をECサイトで販売しています。現在は北米では入手が困難な茶器などのティーアクセサリーも展開すると共に、ブログの掲載を通じて日本茶の魅力を発信しています!

 

 

2. LILIKU TEAを起業されたきっかけを教えて下さい。 

実は、日本の中小企業様のパートナーとして商品の海外輸出支援をしていたのですが、支援先企業の輸出ビジネスを成功に導くために、まず自分が越境ECビジネスで成功体験を積む必要があると思ったからです。

当時、B to C商材は現地の展示会へ行き、バイヤーへ卸すという販路が主流でしたが、オンラインビジネスへの比重の高まりを非常に肌で感じていました。今後ビジネスモデルが大きく変容しECビジネスの重要性が飛躍的に増すと確信しました。

そういった意味からも、日本の中小企業がECを通じて海外にモノを売る際にどういう点に苦戦、苦労するのか、またどういうアプローチが効率的かつ効果的なのか、身を持って経験することで、これまでの経験に加え更に実態に沿った支援ができると思い起業を決意しました。

 

 

3. 起業のきっかけの一つがパートナー企業支援のためだったという点、驚きでした!

お茶を商材として選ばれた理由を教えて下さい。

 お茶が大好きという事が大前提ですが、水出しの緑茶には温かい緑茶に比べてカフェインの含有量が少ない事や、甘味やまろやかさが増すという事実も分かっています。カフェインを気にされている方や緑茶を飲みなれていない海外の方にも抵抗なく楽しんでいただける。

また、ビジネスとして継続のしやすさという点も重要でした。お茶は乾燥していて軽い。これが通販ビジネスにおいては第一の魅力です。また、47都道府県のうち37都道府県で栽培しているため横展開しやすく、更には、農林水産省の輸出重点品目に定められているということがありました。一方で、肉や生鮮食品等は一人で起業したので難しい。

これらを総合的に考えて、お茶を北米を中心とした越境ECの商材に決めました。

 

 

 

 

. そこで、弊社にお問合せいただいた背景についても教えて下さい。

ECビジネスを始めるにあたり海外の事例を調べると、Shopifyがグローバルスタンダードだと確信しました。そこでプラットフォームをShopifyに絞り込む。これが第一にしたことです。

それに基づき、Shopifyエキスパートのレビューを読み実績とノウハウのある飛躍に問合せました。すると、代表の明石さんからすぐお電話をいただきとても熱意を感じ自社サイトの構築を依頼しました。

 

 

. サイト構築について伺います。

 他社との差別化を図るため、競合調査なども実施されたと伺っています。

 弊社と構築していく上で、工夫された点などを教えてください。 

競合他社との差別化を図るべく、飛躍を介して競合調査を行いました。海外現地EC事業者と日本のお茶事業者のECサイトを調べ、それぞれの販売戦略を徹底的にリサーチ。

その結果、海外事業者はお茶全般を広く取り扱っているのに対し、日本のお茶事業者は日本茶に特化している。客層の違いが明確でした。その中で、自社のターゲットをどこに絞るのか、どう見せるのか、飛躍の皆さんと共にサイト構築前に戦略的に計画しブランディングができたと思います。

お茶というものの特性ですが、「実際に飲んでみてこそ分かる」という点があります。そこをどう伝えるか、ここに当初は大変苦労しました。

運営開始した翌月にアメリカの展示会に出展した際、Face to face で試飲された方の大半はその場で購入してくださり、ほぼ完売するという経験をしました。

実際に飲んでいただけると分かる。

しかし、当時用意していた5種類の緑茶の味を、ECサイト上で、かつ海外の方にどう伝えるか、やはりこの点が一番難しかったです。

その後、生産者様と何度もディスカッションを繰り返し、旨味、渋み等の項目をチャートで可視化することにしました。これにより、個々の茶葉の特性をより伝えられるようになったと思います。

この点に関しても、飛躍の皆様より様々な知見を頂きました。

 

 

 



6. その後、実際に現在ECサイトを運営されてのご感想を教えて下さい。 

運営開始当初は、7SKUでスタートした事もあり、商品が少なすぎて検索エンジンに引っかかりにくいという課題がありました。また、海外からわざわざ買ってもらうためにはストアとしてもっと魅力のある品揃えにする必要があると感じました。

これを解決するため、茶器やアクセサリーの取り扱いを増やし幅を出しました。

異なるカテゴリーレベルへの展開。実は、ECサイトだから出来ることだと思います。

特に、操作性の良いShopifyだからこそ、迅速に対応出来ました。

 

この点に関しても、担当いただいた村岡さんにShopify の操作方法など全体像を教えていただいていたので、実際に運営を開始してから操作で困ることがありませんでした。

 

ネット集客にも取り組みました。

SEO対策、インスタグラムやツイッターのフォロワー数の伸ばし方など、運用面でかなり手厚くノウハウを教えていただきとても効果的でした。

サイト構築のみならず、運営代行もされている飛躍だからこそ、運営する立場から多角的かつ実態に沿ったアドバイスを頂けたのだと思います。

 

 

7. 最後にメッセージと今後のビジョンを教えて下さい! 

ECビジネスは今後拡大の一途だと思います。特に越境ECに関しては、以前よりハードルが下がってきていると思います。

一方で、InstagramFacebookなど、グローバルスタンダードであるSNS全般とのシームレスな連携が不可欠です。

  

 その点でも、Shopify を選んだのは正解でした! 

 

今後、お茶を軸として茶器や和紙を使ったアクセサリーなどを更に増やし、日本ならではのセレクトショップのようなECサイトを運営していきたいと思っています!!

 

 

 

今後の更なるビジョンを語ってくださった(株)エンパピリオの小野様ですが、弊社代表の明石がぜひ一緒に働きたいと熱望している方の一人でもあります。

またぜひご一緒できる機会を楽しみにしています!!

 

今回は、貴重なインタビューの機会をありがとうございました!

 

 

 

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